これは結構困ってる人が多いと思ったので、まとめてみます。
Microsoft OfficeのWordでフォントサイズを指定するとき、日本語環境ではオフィス12pt、10ptなど、ポイント単位で指定しますよね。多分英語環境でも同じです。
ところが中国では「七号」などの独特なフォントサイズの名称を使っています。
私のPCは中国で買ったHonorのもので、MS Officeも中国から正規ライセンスを購入して使っています。なのでWindowsもOfficeも中国語簡体字表示になっています。
大陸版Windowsはデフォルトで簡体字しか選べないので、そのまま使っている格好です。日本語化もクリーンインストールすればできるようですが、面倒なのでやってません。
それにもかかわらず、なぜかOfficeのフォント設定だけグローバルにpt表記になっていて、大学院のレポートや論文で「見出しのサイズは-号」のような指定をされたときに非常に不便です。それでも論文のテンプレートが配布されていたので見様見真似で騙し騙し使っていたのですが、この度フォントサイズ指定を“中国仕様”に変更する方法が見つかったので紹介します。
以下の手順を試してみてください。
1.「ファイル」(文件)
2.「その他」(更多)→「オプション」(选项)
3.「言語」タブから「入力言語と校正」(创作语言和校队)の設定
「中文(中国)」を「デフォルト」(首选)にする
4. 文章作成画面に戻って結果を確認
以上でフォントサイズ設定をptから「字号」に変えられると思います。ご参考までに!
日本語と中国語の両方で文章を作成する人は、表示言語や入力言語がねじれていると脳がバグって手が止まる症状に悩まされがちです。必要に応じて切り替えることで、作業効率が上がるかもしれません。
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