多言語対応！口語・発音練習アプリ「Speechling」でドシドシ口を動かそう

言語学習は世界中のメディアが視聴できるようになったり、さまざまな教授法や学習に用いる技術などが不断に発展しているため、どんどんやりやすくなっています。

編集長ふどあ

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特にインターネットの動画サイトがあればネイティブが話している様子を無限に視聴できるという環境があるため、もう数十年前とは比べ物にならないくらい、メディア環境は恵まれていると言えるでしょう。

リーディングに関しても、ニュースサイトやSNSの投稿などを探せば日常的に用いられる言葉から格式の高い文章の言葉まで、好きなだけ読むことができます。それらの文章も、多くが無料である可能性が高いです。

ただし、スピーキングの練習というのがなかなかのくせものだと思います。もちろん留学をしてネイティブの友達を作ったり、言語交換アプリを使って言語練習のパートナーを見つけたり、はたまたオンラインレッスンを受講してみたりといったことができますが、なかなか時間やお金がかかったりして、自分のペースで進めるということがなかなか難しいところではあります。それに筆者のようないわゆるコミュ障には会話をするための友達を作るということに難儀することもあります。

まぁ、それでも外国語を習得しなければいけないと自分に課している以上は、たくさん口を動かし、言葉を発して練習をする必要があります。そんな時にリスニングやライティング、リーディングのようなノリで気軽にスピーキングを練習する手段「Speechling」を見つけたので、紹介してみようと思います。

1. Speechlingの強みはフレーズ集の多さ、フィードバックの早さと「波形」
2. 結束語：一人ぼっちでもドシドシ口を動かして口語を練習するべきだ
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Speechlingの強みはフレーズ集の多さ、フィードバックの早さと「波形」

Speechlingというアプリは、「もっと外国語が喋れるようになる。」というコンセプトのもと作られたアプリです。
英語や中国語、韓国語、日本語、スペイン語、ポルトガル語などの会話に用いられるフレーズが何千種類も練習できます。一つのフレーズから気軽に練習することができ、アプリやwebサイト上で録音したフレーズは、コーチの元へ届けられ、コーチから24時間以内にフィードバックが戻ってきます。

フィードバックは非常にシンプルに、自分の録音の中でうまく発音できてない部分を指摘するものですが、そのフィードバックをもとに録音し直して、コーチが合格を与えるまで何度でも何十度でも何百度でも繰り返すことができます。

ネイティブの音声は女性と男性の二通り吹き込まれており、発音を聞くほか、音声の波形を見ながら、フレーズのアクセントやリズムを気にしつつ練習することができます。

とりあえず筆者は中国語を練習したいので、中級カリキュラムと上級カリキュラムをそれぞれ一つずつこなし、約千個ほどのフレーズを試してみました。

フィードバックを受けながら録音を繰り返しているうちに、段々とうまくできてない発音が分かってきました。例えば中国語のnとngの発音の区別ですが、自分では十分にしているつもりだったものの、ネイティブが聞くとまだ違和感があったようです。これらを意識して集中的に練習することで、少しずつ出来ることが増えてきたと実感することができました。

ただし、発音の仕方自体は模範音声が提示される以外にはあまり多く教えてくれないので、発音のテキスト（市販本）を参照したり、ググったりする必要があります。

それから、筆者自身はあまり気づかなかったのですが、今まで平坦なリズムで中国語を発音していたようです。ネイティブの発音と比べると、フレーズの要所や文脈がやや分かりづらく、他の人にとって少し聞きづらい発音をしていたのかなということに気がつきました。これは波形を見比べて練習するメリットです。

何よりも、ネイティブのリズムやアクセントを真似しながら発音すると楽しいですね。楽しいは大事。

結束語：一人ぼっちでもドシドシ口を動かして口語を練習するべきだ

Speechlingは、スピーキングをリアルタイムではなく、非同期的かつ内省的に練習してみたい人にとって、非常に優れたツールであると思います。あまり社交的な性格でなくても自分のペースでいっぱい口を動かして練習することができる点が革新的でした。

また、「特定のテーマについて話す」、「画像を言葉で説明する」、「自分が用意した課題について話す」などのカリキュラムもあるので、中国語のHSKKや英語のTOEFL、IELTSなどの試験対策にも活用できます。

料金は「オンラインレッスンと比べると、月に$200（2万円）以上もお得です。」と公式サイトにある通り、口語を練習するためのツールとしては十分に安く、お得感があります。課金してプレミアム会員にならなくても、リスニングやディクテーションツールを無料で使えたり、月最大35回までは録音に対するフィードバックを受けることができるので、とりあえず無料会員として試してみるのが良いでしょう。

なお、Speechlingの運営者に「当サイトでぜひこのアプリを紹介させてほしい」という旨の連絡をしたところ、なんとkaeritai.asia読者のために10%のクーポンをつけてくれることになったので、ぜひ下のリンクから登録してみてください。

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